少人数でのあみもの教室をやっております。岡山、関西、時々東北にも出張してます。

憧れの70年代。

このところ70年代のファッションが
リバイバルしておりますよね。

今見ても、相当カッコいい。

なので、

その当時のあみもの本が欲しい…

とつねづね思っておりましたが、
こういう本は

東京・神田の古書店街に行かないと手に入らないのかも…

と思っておりました。

が。

先日。

なんと我が家の近くの古本屋さんで
手に入れましたー!

以前から気になっていた
古書五車堂さんに行ってみたら、あったんです!

うれしすぎてテンション上がりまくり。

で、購入したのはこの2冊。


(月刊誌の別冊付録のようです)


(こちらは主婦の友社発行の生活百科事典。
手編み・機械編み・レース編みの各種技法をぎっしり網羅)

どちらも求めていたテイスト。
昭和の香り、ぷんぷんです。


(イカす!)


(現代でも違和感ナシ!)


(こちらは大胆な編み込みデザイン。かなり攻めてます!)

というわけで、
見ておるとあっという間に時間がたってしまいます。

愉しい。

あと、今では希少となっている

アフガン編みのウエアのデザインが載っている

のも大きな収穫でしたー!

(当時はまだまだ盛んに編まれていたんですよね。
アフガン編み…)

ええ、ええ。
今着ても、いい感じに仕上がりそうな作品です。

アフガン編みファンとしては
ここはひとつ編んでみなければ、と思っております。

愉しみー。

取り掛かったら、またご報告いたします!

手先の器用さは関係ない。

「あみものをやってます」

と言うとよく

「手が器用なんですね」

と言われます。

ふふっ。これはですね。
はっきり言いまして誤解です!

(ええ、ええ。もちろん謙遜なんかではなく。)

意外に思われるかもしれませんが、
あみものって、実は手先の器用さはあんまり関係ないんです。

どっちかというと、
忍耐力の方が必要な気がします。

 
(ワタクシがあみものにハマるきっかけになった「アフガン編みのスマホケース」
小花のモチーフは手芸屋で買って、ボンドでつけました!)


いえね。
あみものが、もしごく一部の手先の器用な人しかできないものだったら、
とっくの昔にすたれてるやろな…と思うんです。

もちろん器用な人はさくさく編めると思います。

でも。みんながみんな器用なわけじゃないのに、
世界中でそこそこの人口があみものをやっている。

ということは
人々が昔から脈々と受け継いできた手仕事って、

やってるうちに、いつのまにかうまくできるようになってる

もんなんじゃないか、と思いまして。

だって。
ワタクシ自身、それを実感しましたもの。


今は講師やってますけど、
かぎ針はこの2年ほど前まで、鎖編みしかできませんでした。
細編みや長編みの

「糸をかけて引き抜く」

というのがどうしてもできなかったんです。

一方、棒針は中学の家庭科で習ったとおりにしていたんですが、
なぜか編み目が不揃いでした。
 

それが。

もういちどあみものをしてみたい、と思い立ち、
指南本やらネット動画を見ながらやってみたんです。

(最近はネット動画があるから分かりやすいですよね)

かぎ針…やっぱり最初はうまくできなかったです。
でも何回かやってると、まぐれでするっとできるときがあるんですね。

あ、できた。

それを何回か繰り返しているうちに
手が動きを覚えるのか、
コンスタントにできるようになりまして。

そこで、分かったのが

なーんだ。慣れたらできるようになるもんなんだ。

ということ。
 
一方、棒針は

「ワタシの針の入れ方、間違っとるー!」

と動画で気付き、愕然としました…。
だから編み目が不揃いだったんですわ。

なので、針の入れ方を直すだけで、
編み目がきれいにそろうようになりましたー!
 

こうなってくると
が然、あみものが愉しくなってきました。

できないと思ってたことが、できるようになる。

って、実に爽快な気分~♪
 
この歳になって(四十路半ばですけど)
こんな気分を味わえるとは思ってもみませんでした。

だから言います。

あみものに必要なのは
手先の器用さではなく、
できるまであきらめない忍耐力だ、と。

だから。

もしあみものをやってみたいと思われたら、
ぜひはじめてみてください。
そして簡単にあきらめないでください。
そのうちするする編めるようになりますから。

そして。

もしだれかに隣で教えてもらいながら編みたいと思われたら
お手伝いさせていただきたい、と思っています。

(プライベートレッスンのご案内はこちら

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