当たり前にやっていることが…
おかやま信用金庫・妹尾支店での
手あみ・手織り講座でした。
参加してくださったのは3名で
それぞれ熱心にご自分のテーマに取り組んでくださいましたー
その様子をご報告いたします
お一人目は日本手芸普及協会<棒針編み入門科>のカリキュラムに取り組まれているお方です。
まずはおうちで仕上げアイロンを掛けてくださった
表目と裏目の地模様のパターン課題を提出してくださいました。
いいですねー
で、この日のテーマは交差模様。
早速取り組んでいただきました。
ただ…まだ始めて数か月なので
最初の作り目(「共鎖の作り目で」との指示)をテキストで確認してから
編み始めていらっしゃいます。
で、3段目から交差模様に入るのですが
編地を拝見すると、前段に異変が…
前段は裏側なので、編み目記号の逆を編むのですが
逆にせず、そのまま編んでいらっしゃるようで…
なので、その点を確認したところ
えっ…編み図のただのマス目は表目だと思ってました…
とのことで。
まさか…そんな解釈をされていたとは!
驚きました…
そうなんです。
これまでの編み図では、ただのマス目は表目だったのですが
(つまり裏目だけ表記されていて、それ以外はただのマス目)
この交差模様の編み図ではその逆なんですね。
もちろん、但し書きが編み図の下の方に表示されているのですが
それに気付かないまま、編んでいらっしゃったようです。
いやぁ…これは教えるワタクシにとっても盲点でした…
何年も編み物をやっていると、編み図にすっかり慣れているので、
当たり前のように瞬時に表目か裏目かを判断していて、
わざわざ気にすることもなかったからです。
特に初心者の生徒さんの場合、
このことを確認してから編み始めていただこう…と肝に銘じました
で、改めてご説明して、一件落着
その後は、縄編み針も使って交差模様を編み進めてくださいました。
そんなわけで、レッスン終わりにはここまで。
これ、なかなか編み応えのあるパターン課題ですが…
模様が出てくると一気に楽しくなるので、編み進めてくださいね
そしてお2人目はヂヤンテイ織りのお方です。
前回は平織りに取り組んでいただいたので、
次は難易度の上がったクリス織りに挑戦していただきました。
糸を掛ける位置を確認しながら
慎重に作業していらっしゃいましたよー
(おうちにあったソックヤーンを使用)
で。
あと少しで完成…というところでレッスン終了の時間になってしまったので
続きはおうちで…ということになりました。
まずはストールを創りたいんです
とおっしゃっているので
前回の平織りと組み合わせる予定です
楽しみですねー
そして最後もヂヤンテイ織りのお方です。
前回お休みされ、この日が初レッスンということで
基本の平織りから。
(お手持ちの糸を何種類かお持ちくださいました)
説明書を見つつ、
お隣でクリス織りをされているお友達に確認してもらいつつ、
作業していらっしゃいました。
1枚目の時は
これ…ちょっと失敗したわ…
などとおっしゃっていましたが
その後、つぎつぎと織っていらっしゃって、レッスン終了時にはこの2枚が。
いいですねー
ご本人も
かわいいのが出来たー
とおっしゃっていました。
よかったらおうちでも楽しんでみてくださいませー
お三方、お越しくださりありがとうございました
またのお越しをお待ちしております