藤戸禎子先生のタティングレース展に。
久しぶりに神戸に行ってまいりましたー。
お目当てはタティングレース界の大御所である
藤戸禎子先生の展覧会
です。
(ウェルカムボードもタティング!)
(中は撮影禁止でしたので、入り口の周りだけ)
で、ですね。
もう圧巻でございましたよ…。
額装されたドイリーやら
ピアノカバーにテーブルクロス、
バッグやボレロやカーディガンなどなど。
美しいのは言うまでもないのですが
細い糸を使った繊細な大作ばかりでして。
なので。
これに費やされた時間を考えると
ホント、気が遠くなりそうでした…。
(タティングはものすごく時間のかかるレース手芸です…)
座布団カバーなんかもありましたが、
この上に座るなんて到底ありえない…
と心から思いましたです。
(入り口にディスプレイされていたクラッチバッグ)
(こちらは色とりどりのショール)
会場には藤戸先生ご本人もいらっしゃって
「おお、このお方が…」
と感慨深かったです。
なにせ手芸に馴染みがなかったワタクシが
今このようになっているのは
藤戸先生がいらっしゃったから。
というのも。
今から6年ほど前になるのですが
Eテレの「すてきにハンドメイド」で
タティングレースが取り上げられていたのを見たのがきっかけで、
手芸の世界に入ったワタクシ。
その時に出演されていた
盛本知子先生が身に着けていらっしゃった
タティングレースのネックレスに一目惚れし、
あれが作れるようになりたい!
と無謀にも思ったのがそもそもの始まりでした。
で、そのあと知ったのですが
盛本先生はこの藤戸禎子先生のご長女だったんですね。
あの時、あの番組を見ていなければ…
そして、盛本先生が藤戸先生のお嬢さんでなければ…
などなど、偶然やら縁が重なって
今のワタクシがあるんだなぁとしみじみ思いまして。
最近はあみものの方が忙しく、
なかなかタティングまで手が回りませんが
なにせワタクシの手芸の原点ですもんね。
(実はあみものは、タティングの後に始めたものでして…)
棒針指導員の資格が取れたら
またタティングをやりたいと思ってます。
(会場近くのビルの窓。装飾がタティングレースっぽい)