計算、計算。
イオンスタイル岡山店・パンドラハウスさんでの
手づくりroom【ニット講座】
でございました。
*「手づくりroom」は
イオンのパンドラハウスと日本ヴォーグ社が共同企画する手づくり体験講座です。
参加者はお一人。
ただいま、日本ヴォーグ社の<棒針入門コース>の最終テーマ
「自分サイズのヴェストを編む」
に取り組んでくださっているお方です。
そこで。
自分サイズに編むには
編み図を自分サイズに直す必要がありまして
採寸(身体のサイズを測る)
↓
ゲージ取り(実際に使う毛糸と針でウエアの編地を試し編み)
↓
目数・段数の割り出し(身体のサイズに合わせて割り出す)
という一連の作業に
現在取り掛かっていただいてます。
前回のレッスンでは
ゲージを取るための試し編み(スワッチを編む)をしていただいたのですが、
それが見事に完成していらっしゃいましたー!
きれいに編んでいらっしゃいます。
縄編み模様が美しい…(うっとり)。
これでゲージを取って
(10㎝四方に何目、何段あるかを数えます)
それを自分サイズに当てはめ、
自分サイズの編み図を作成します。
つまり、身頃の幅や肩幅、着丈などが
何目、何段になるかを
計算で割り出していくんですね。
(このように)
ちょっと手間のかかる作業ですが、
これができると
比較的簡単にサイズのアレンジが可能になります。
平たく言うと、
編み物本に載ってる作品も
自分サイズに直して編めるっちゅうことなんですわ。
ふっふっふ。
そして。
この日はもうひとつ、
平均計算というものもレクチャーいたしました。
本体からゴム編みに替わるとき、
通常、ゴム編みの1段目で減目するのですが、
それを均等な間隔でするんですね。
で、その間隔を割り出すのが、平均計算です。
にゃは。
またまた計算。
しかも植木算みたいなヤツですよ。
(この日はホンマに計算だらけです…)
「あんまり数字は得意じゃなくて…」
という参加者さん。
ええ、ええ。ワタクシもです…。
この平均計算だって、
教える立場になって、あわてて復習して
ようやく理解したぐらいですもん。
なので、練習問題なんかもちょこちょこ入れつつ
じっくりレクチャーさせていただきました。
なんだかんだ言っても
やっぱりこういうもの「慣れ」かもなぁ、と思うので。
というわけで。
この日はみっちり計算、計算でした。
ワタクシにいたっては
1目も編んでおらず、
説明と計算のみ…(汗)
おかげで、終わりごろにはへろへろでした。
ま、でもこれも、あみものの一面。
知っておいて損はない知識ばかりですもんね。
今回もご参加くださり、ありがとうございました!
◎来月の手づくりroom【ニット講座】
・2016年9月10日(土)13:30~15:30
・2016年9月25日(木)18:00~20:00
イオンスタイル岡山店・パンドラハウスにて。
講習料2160円(税込)+材料実費。
初心者さんも大歓迎です。
見学もお気軽にどうぞ☆
お問い合わせは slowknitclub@gmail.com (イワモト)まで。