ウワサの靴下。
猪谷さんの靴下。
中細毛糸を何本も引きそろえて編む
独特のレシピらしくて
どんなものなのか興味はあったのですが
作り方が掲載された「暮しの手帖」の入手が困難…とのことで
手に入れるのはあきらめていました。
ですが。
先日、
猪谷さんの靴下を編みたい
というお方からレッスンのお申込みをいただきまして。
もちろん入手困難なレシピもお持ちです。
(これが神の采配っちゅうヤツでしょうか…)
なんでも、編み物経験は豊富でいらっしゃるものの
しばらく編み物から遠ざかっていらっしゃったのと、
靴下編みは未経験なので、
最初から教えて欲しい、とのことでした。
あと、お母さまが機械編みをなさっていたそうで
ご自宅にたくさんの中細毛糸があるらしく
これを使い切ってしまいたいとの思いもおありだそうで。
わー、そんな大きな使命をいただき、恐れ入ります…。
というわけで。
お持ちくださった毛糸を拝見すると
「かせ」の状態になったものがたくさん…。
なので、まずは玉巻器で巻いて
編む準備をいたしました。
(普段「かせ」の糸を買うことのないワタクシが
玉巻器を持っていたというのも神の采配でしょうか…)
そして。
レシピを見ながら、足のサイズを測り、編み始めの目数を割り出して、
履き口のゴム編みからスタートです。
すると。
あら。裏目の糸のかけ方が違う気が…
針の上から掛ける糸を
下からすくっていらっしゃったんですね。
(こうすると逆目になります)
長年ずっとこのやり方でなさっていたそうで…。
訂正できてよかったです。
(中細毛糸4本を引きそろえ)
その後も、
独特のレシピをたどりながら
手順を一つひとつ進めていきましたですよ。
(引きそろえた色の組み合わせが素敵でした)
4本引きそろえは編みにくそうでしたが
さすが経験者さんだけあって
順調に編み進めていらっしゃいました。
が、残念ながら、ゴム編みの途中で時間切れ。
続きはご自分でかかとの直前まで編んで来てくださる
とのことでした。
となると
次回は靴下編み最大のヤマ場・かかとですね!
きゃー。
教える方も心してかからなければ…(どきどき)
猪谷さんの靴下レシピ、熟読ですわ。
わざわざお越しいただきありがとうございました!
またのお越しをお待ちしております~☆