少人数でのあみもの教室をやっております。岡山、関西、時々東北にも出張してます。

ついにかかとに突入!

靴下編み愛好者さんに人気の

猪谷さんの靴下


に挑戦なさっているお方が
またまた我が家にお越しくださいました。

ありがとうございます!

前回のレッスンではゴム編みの途中で時間切れとなってしまいましたが
早速続きを編んでくださって
かかと直前まで編み進めてくださってました。

というわけで。

この日はついに

靴下編み最大のヤマ場・かかとに突入です!

そこで、猪谷さんのレシピを拝見すると
今までお目にかかったことのないやり方が書かれていまして。

かかとは通常、引き返し編みという技法で編み進めていくのですが
猪谷さんの靴下は、その引き返し編みの方法が独特でした。

まず、編む針とは別に棒針2本を用意して、
段が進むごとに、編み残す目をその別針に移していき、
段消しもかぎ針を使うというのです。

レシピを読むと

なんとなくこうするのだろうな…

というのはつかめるのですが
詳細はやってみながら解読することに。

ですが。

実際はかなり編みにくい…。

まず。

元々、中細毛糸4本を引きそろえて編んでくださってたのですが、
かかと部分は、補強の目的でさらに中細2本を追加。

また、編んでいる針に、さらに引き返し編み用の別針2本も追加。
これで使う棒針は計6本。

なので。

糸は多いし、針も多くて、
しかも編んでいるのは目数の少ない靴下という…

編みにくいこと、この上なし…。

それでもよくご健闘くださいました!


(丁寧に編み進めていらっしゃいます)

そして、一番のキモが
かかとの最終段階の段消しなのですが
それがまた困難を極めました…。

かぎ針で別針の端の目の下の段に通して、そのまま別針に引っ掛ける???

むっ。
ややこしい…。
分かりにくい…。

「暮しの手帖」は
ずぶの素人がやってもちゃんと完成するように
丁寧な記事を書け!と
唐沢編集長が激しく編集部員に言うとったんじゃないのか?

という心の声はさておき。
(「とと姉ちゃん」見てました…)

でもなんとかレシピの指示通りにやっていただきまして
レッスンの終わりにはここまで出来ましたですよー!



素晴らしいです!
ちゃんとかかとになってきてます!
引きそろえの糸のコンビネーションも美しい!

というわけで、
最大のヤマ場越え、おつかれさまでした!

あとはつま先が残ってますが、
かかとに比べたらどうってことないです。

お越しくださりありがとうございました。

またのお越しをお待ちしております♪