久しぶりにタティング。
「タティングレースを教えてほしい」
というありがたいお声をちらほらいただきまして。
そこで。
久しぶりにやってみましたー!
ふふ。なんと2年ぶり。
「教えます」なんて言いながら、
全然できんかったらハナシにならんですもんね。
で。おそるおそるやってみると
手が覚えててほっとしました。
愉しいです。
そしてなにより、
モチーフのきりっとした美しさにシビれました!
(レース糸40番使用。レース針とは違ったテイストに仕上がります)
思えば、ワタクシにとって
このタティングレースが手芸の道に入ったきっかけでした。
4年ほど前のことです。
当時のワタクシ、
無気力&こころに毒ガスがたまっている状態で(苦笑)、
いろんなことに嫌気が差していました…。
で。
たまたま見た「すてきにハンドメイド」というEテレの手芸番組で
取り上げられていたのがこのタティングレースでした。
盛本知子先生が出演されていて、
その時、先生が身に着けていた
タティングモチーフのネックレスがことのほか美しく、
無謀にも
ワタシもアレが作れるようになりたい…
と思ったんでございます。
「欲しい!」じゃないんですよ。
「作りたい!」でした。
手芸経験、全然ないくせに。
で、無気力だったワタクシが
すぐさまネットで検索し、
幸いにも近所で開催している教室を見つけ、通い始めました。
寺西かずこ先生の神戸の教室です。
(当時は芦屋に住んでいました)
すると。
こんな愉しい世界があったのか!
と思うほど、のめりこんでしまいまして。
出来上がったモチーフの繊細さ&美しさ。
そして、それを身に着ける喜び&誇らしさ。
また、出来上がった作品を
お互いこころから褒め合うクラスの雰囲気も
今までに味わったことのない心地よさでした。
そんなこともあり、
もう取り憑かれたように没頭しまして。
と同時に、
徐々にこころの毒も中和されていったようで、
無気力だったのが、
どんどん元気になっていきました。
コレが完成したら
次はアレを創ろう!
などと
次々と新しいモノを創る意欲が湧いたりして。
大げさかもしれないですが、
間違いなくワタクシは手芸に救われた人間のひとりだと思います。
その後、
ひょんなことからあみものの方に足を踏み入れてしまったので、
最近はすっかりご無沙汰なのですが
やはりタティングはいいですね。
ワタクシの手芸の原点です。