初ウエアとハンドウォーマー
ここ倉敷でも連日氷点下の朝を迎えています
そんな中、これまで小物を中心に編んでいらっしゃったお方が
初めてウエアを編み始めたとのことで、我が家にお越しくださいました。
その様子をご報告いたします
というわけで。
まずは、取り組んでいらっしゃるウエアを拝見したところ
身頃が1枚(前後同形身頃でした)編めていらっしゃいまして。
シンプルながらも素敵な雰囲気のプルオーバーです
(那須早苗さん著「糸とあみもの」掲載の「白いボーダーセーター」を
色違いの赤で編んでいらっしゃいます)
ただ…ループヤーンで編む箇所は、編み目が見づらかったようで
いつの間にか目数が減っていたのに気付かず
そのまま編み上げました…
とのことでした…
よくよく拝見すると、やや隙間が空いている箇所が数カ所あり
もしや…これは…編み目が落ちているのでは…
との疑いが。
通常なら、落ちた目をかぎ針で拾って修復するのですが
ループヤーンのため、落ちた目とループの判別が難しいばかりか
しかももう身頃は編み上がっている状態で…
そこで、ご本人に
これ…ほどいて最初から編み直してみますか?
とお聞きしたところ
もうその気力はナイです…
とのことでして。
ならば、とりあえずかぎ針で拾えそうなところだけ拾って穴を塞ぎ
残りは裏から糸で補修することにしました。
(ループヤーンは引っかかりやすいので
目が落ちた箇所もそんなに大きな穴にならないはず…)
いやぁ…教える側も鍛えられますね…
(ループヤーン…かわいいけど…編み目が落ちてるのに気付かせない…恐ろしい子…)
で、もう1枚の身頃は再びご自分で編んでいただくことして
(「次は目数に気をつけて編みます」とのことでした)
残りの時間で、
今編んでいらっしゃるハンドウォーマーにも取り組んでくださいました。
お友達へのプレゼントだそうなのですが
親指の部分がよく分からないとのことで。
編み図を拝見すると、
本体の休み目部分と巻き目から目を拾う仕様になっていまして
まずはこの休み目と巻き目を作る方法をご説明しました。
あとはこのまま本体を編んでいけばOK
次の関門は親指の拾い目ですが
それは次のレッスンで、ということになりました
きっとお友達に喜ばれるプレゼントになりますね
楽しみですね
わざわざお越しくださりありがとうございました
またのお越しをお待ちしております