少人数でのあみもの教室をやっております。岡山、関西、時々東北にも出張してます。

KCALに初参加してます。

SNS上、ニッターさんのアカウントなどで時々見かける

#KCAL

という文字。

KはKnit(棒針編み)、CはCrochet(かぎ針編み)のことだそうで
ALはalongの略なのだとか。

例えば

○○KCAL(○○にはテーマが入ります)

だと

棒針でもかぎ針でもOK。
みんなで○○を編んで
SNSで披露し合いましょう!

ということらしいです。

あみものはいたって個人プレーではありますが
こうしたつながりって楽しそうですよね。

ワタクシ、編むのはもちろん好きですけど
みなさんの素敵な作品を拝見するのも好き、でございます。

そこで。

ワタクシもはじめてではありますが
参加してみることにしましたー!

#ソックヤーンを編むKCAL

に、です。

企画は風花さん。
Twitter上での企画ですが、ブログでもご紹介されています。
こちら→「KCAL企画」のお知らせ

で。

ソックヤーンなら以前、マジックループで左右同時編みした靴下の残り糸があります。

なので、その糸で

横編みの靴下を左右同時編み

をやってみることにしましたー!

ふふふ…実は前々からやってみたかったんですよ。
横編みの靴下。

ソックヤーンで編むと、模様は通常ボーダーになりますが
横編みだとストライプになるんだそうで、
現在はこんな感じ。


(Opalの6plyを3号100cmの輪針で編んでます)

基本は往復編み。

それで出来た長方形の編地をふくらはぎ側でとじ、
その後つま先部分をぐるっと輪に編む
という作りです。

本来なら1枚ずつ編むところを

左右同時にいっきに編んだ方が気分的にラクかな…

と思い、輪針で左右を同時に編んでおります。

といっても、横長の編地が2つあるだけで
まだ靴下の片鱗はちっとも見えておりませんが…。

出来上がったらまたご報告いたしまーす♪

夏のベレー帽

春夏シーズンに向けて
レッスン用のサンプルを編んでおります。

で。

第1弾は夏糸で編むベレー帽です♪



トップ部分のチョボがかわいいですが
全体的には大人っぽい雰囲気です。

夏糸のベレー帽はあまり見かけないので
おしゃれさんなら編みたくなりそうですよね。

本体は和紙の糸なので、通気性も抜群。
かぶり口はコットンの糸でしっかりフィットします。

レシピは「ヨーロッパの手あみ」2018年春夏号
掲載されていたものです。



掲載作品は濃紺ですが
ワタクシは黒(というか炭色)にしてみました。

レシピはかぎ針7/0号指定でしたが
それだとサイズが出なかったので
和紙リボンで編む本体部分は8/0号に
コットンの糸2本どりのかぶり口は7/0号に変更しております。

細編みだけでできるので
初心者さんでも挑戦しやすいと思います。

またレッスンにお持ちしますので
どうぞ見てやってくださいませ。

【制作メモ】
「サマーベレー」
日本ヴォーグ社「ヨーロッパの手あみ」2018年春夏号より

使用糸/パピー・リーフィー(本体)色番#757 30g、ピマデニム(かぶり口)色番#157 15g
使用針/かぎ針8/0号(本体)、7/0号(かぶり口)

なるほど! かぎ針で編むアラン模様

先日のレッスンのことです。

生徒さんから

次はこれを編みたいと思っているので、今度教えてください

とレシピを手渡されまして。

見ると

かぎ針で編むアラン模様のペットボトルホルダー

の編み図。

私自身、これまでかぎ針でのアラン模様は編んだことがなかったので
いい機会だと思い、
レクチャーする前に自らも編んでおくことにしました。

が。

編み始めてみると
長編みの引き上げ編みのオンパレードで
なかには引き上げ編み交差なんかもあり
(特に左上表引き上げ編み2目交差がやりにくかったです…)
けっこうハードな道のり…。

でもそのおかげで

かぎ針でアラン模様を編むのはこういうことなのね
 
というのがつかめた気がします。

そんなわけで出来上がったのがこちら。


(Sサイズのペットボトル用にしてみました)

手持ちのデニムっぽい色合いの夏糸に
革の持ち手を合わせて、夏仕様です。


(かぎ針でのアラン模様はこんな感じ。
一体誰が考えたんでしょうね。すごい!)

というわけで、とてもいい勉強になりました。

生徒さんからありがたい機会をいただいた気がします。

もちろんこのペットボトルホルダーも
この夏から使いまーす♪(むふふふー)

【制作メモ】
使用糸/ポリッシュ(ギンガム)色番#31 30g
使用針/かぎ針4/0号

はじめての5本指手袋

ワタクシ…実は…5本指手袋を編んだことがありませんでして。

で、ですね。

ちょうど日本ヴォーグ社<棒針編み指導員認定コース>の課題の一つに
5本指手袋が指定されていたので
いい機会だと思って編むことにしました。

ちょうどフェアアイルの丸ヨークプルオーバーの糸が結構余っていたので
同じ模様を使うことに。
(ゲージも使えますし♪)



で。

実際編んでみると、
なかなか面白かったです。

特に目数が少ない指の部分を
5本針で編むのが新鮮でしたー♪

そんなわけで、完成したのがこちら。


(甲と手のひらで模様を変えてみました)

丸ヨークプルオーバーとおそろ感アリアリですが…。

でもでもこれで棒針編み指導員認定コースが修了しましたー!

編むのが遅いワタクシは
2年かかってしまいましたけど
骨のある課題を次々と編んだので
いろいろ鍛えられた気がします。

やっぱりこれぐらいやらないと
あみものの基礎力ってつかないのかも…と思ったり。

これが今後教える上でも
いろいろ活きてくればいいなぁと思っています。

【制作メモ】
「フェアアイルの5本指手袋」

使用針毛糸/パピー・ブリティシュファイン #55(15g・1玉) #19 #35 #62 #13 #65 #64 #40(それぞれ少々・各1玉)
使用針/棒針(5本針)4号、3号(指部分)

フェアアイルの丸ヨークプルオーバー

いつかは編んでみたいと思っていたフェアアイル。

それを日本ヴォーグ社<棒針編み指導員認定コース>
丸ヨークのプルオーバーの課題で編んでみましたー!

参考にしたのはこちらのカーディガン。
毛糸だまvol.159(2013年秋増大号)P12 掲載)


(風工房さんのデザインです)

それを自分サイズのプルオーバーにアレンジしてみまして。

で、ですね。
編むと決めたはいいんですが…実際は

めっちゃ鍛えられましたー!

これがワタクシにとっては
指導員認定コース最後の大物課題だったんですが
もう…ラスボス的な…といいますか。

丸ヨークの製図&模様の割り出しに始まり
編み始めたら、両身頃と両袖を中細毛糸(しかも単色)&棒針4号で延々メリヤス編み…
それが終わると、これらを延々とじる作業…
その後は、多色遣い模様ゆえの糸替えの多さとか…
編み終わった後は、多色遣い模様ゆえの糸始末の多さとか…

ま、そんなこんなでちょっとずつ編み進めていきまして
出来上がったのがこちらです。



ふっ…

やりきりましたー!

多色遣いの編み込み模様は手間がかかりますけど
その分、カラフルでかわいいですね。


(ゲージを取るための試し編み。
実際の配色は少し変えました)

あと、裏に糸が渡るのであったかいです。

そうそう。

編み込み模様を編むときに役立ったのがこの
ヤーンガイドでして。



ちょうどワタクシの先生のところに貴重な在庫としてありまして
ありがたく売っていただきました!

ワタクシは編み込み模様は左手に2本糸を掛けて編む派なのですが
これを使うと糸同士が絡まりにくいので、とっても編みやすかったです。

ただ…渡り糸が長くなる場合、
中間あたりでもう一方の糸に絡めますよね。

その時がちょっとやりにくい…というか
ちと煩わしい…というか。
(もしかしたらいい方法があるのかもしれませんが…)

ま、なにはともあれ完成した喜びは大きいです!

今シーズンはもう終わりなので、
着るのは来シーズンからということで。

でも…ワタシ…似合うのか?

【制作メモ】
「フェアアイルの丸ヨークプルオーバー」
日本ヴォーグ社「毛糸だま」vol.159(2013年秋増大号)P12 掲載のカーディガンをアレンジ)

使用毛糸/パピー・ブリティシュファイン #55(170g・7玉) #19(15g・1玉) #35 #62 #13 #65 #64 #40(それぞれ少々・各1玉)
使用針/棒針4号、2号(ゴム編み部分)