少人数でのあみもの教室をやっております。岡山、関西、時々東北にも出張してます。

お花モチーフのブローチ&イヤリング

あみものはじめてさんからよくお聞きするのが

モチーフを編んでみたい。

というお声。


ええ、ええ。分かります。その気持ち。

あのお花のような模様が乙女心をくすぐりますもんね。
(いや、女性だけでなく、繊細な感性をお持ちの男性をもくすぐると思います)

「でも、なかなかうまくできず、挫折してしまって…」

というお声を聞くのも事実。


そう! そうなんです!!!
はじめてさんがいきなりモチーフを編むのは相当大変なんです。


でも…せっかく編みたいと思ってらっしゃるなら、
その気持ちは大切にしたいじゃないですか!

だって。
 
「編みたい!」と感じるものを、
編みたくなるのが人間のサガというもんじゃないですか!!

その気持ちを否定するのは人間性の否定じゃないですか!!!

(スイマセン…ちょっとハナシが大きくなりすぎました…)
 
過去の自分がそうだったから言えるんですけど、
ちょっとしたポイントとかコツとかが分かれば、
モチーフは編めるようになるんです。


だからこそ。

そんなモチーフ編んでみたい方たちのためのレッスンをしよう。

と思い立ちまして。


そこで、比較的簡単に編めるものを試作してみました!

こちら。
 
(レース糸#20 かぎ針2/0号使用)


で、ですね。

このモチーフは
後ろに金具を付けたらブローチになりますし、
 

その金具に紐を通すとネックレスにもなります。



あと。糸と針を替えるとモチーフの大きさが変わるので、
細い糸と針なら、イヤリングにも。

(レース糸#40 レース針6号で作成)

着用するとこんな感じ。


しかもこの大きさなら、指輪のトップとか、
ストラップとか、バッグのチャームにすることもできそうです。

ビーズなどをつけてアレンジすると、さらに雰囲気が変わりそうですよね。


というわけで。

このモチーフを使ってアクセサリーのレッスンをいたします!

具体的に創りたいものがあるようでしたら、ご相談に乗りますし、
それに合うようなモチーフに替えることも可能です。

ご希望の方はこちらへ。

プライベートレッスンのご案内

(あなたのご都合に合わせてレッスンいたします♪)


【お問い合わせ・お申込み】slowknitclub@gmail.com まで。

お問い合わせなどお気軽にどうぞ。お待ちしておりまーす♪

魔法の一本針で編んだスヌード

ワタクシ、どうもマニアックな針が好きでして。

そもそもあみものにハマったきっかけが、アフガン編み。
 (ええ、ええ。棒針やかぎ針と比べると、知名度の低い、知る人ぞ知る編み方です…)

で。
 
以前から耳にして、マニア心をくすぐられてたのが、

魔法の一本針

でございました。


(これがその針。
「魔法の」という枕言葉がついてる割にはちゃちあっさりしてます)


初めてこの針を見たときは
「なんじゃこりゃ!?」って思いました。

プラスチック製のかぎ針の端っこに穴が空いてまして、
そこに靴紐のようなコードを通して使うんだそうです。

すると、当然疑問がわきますわな。

これでどうやって編むんだろう…

と。

聞くところによると、

この針一本で棒針、かぎ針、アフガン編みが自由自在に編める

とのこと。

うほ。まじで?
こんなちゃちあっさりした風貌なのに?

興味は深まるばかりです。
 

で、ですね。

ついに念願叶って、先日、体験会に参加してきましたー!

この日の課題はマフラー。

 
(Extriの「雅」という段染め毛糸を使用)

マニアックな針だけに、編むのが難しいかと思いきや、
めっちゃ簡単でしたー!

針に糸をかけて引き抜くことができれば
誰だって編めると思います。

それもそのはず。

これを発明なさった高雄清子さんが
障害のある方でも簡単に編めるように、と
考案された針なんだそうです。

なんとユニバーサルな!
 
しかも、編んでて愉しい。
どんどん編みたくなるんですよ。

あ、これが「魔法」なのかー!?
 
 

そんなわけで、帰宅しても家事そっちのけで編み続け、
あっという間に完成しましたー。

 
(毛糸1玉でできます)

で。
編み始めと編み終わりのラインをとじてスヌードにしてみました。

 
(これは二重巻き☆)
 
とても軽くて、あったかいです。

しかも独特の段染め糸なので、
ワタクシでもオサレ上級者に見えます(←ホンマか)。


しかし。

こんなに簡単で編みやすい針なのに、
知名度が低いのが不思議です。
 
(アメリカでは「Knook」(ヌック)と呼ばれ、
愛好者も結構いらっしゃるそうです。
Walmartに普通に売られてる、という情報アリ)

初心者さんにもめっちゃオススメですよ。

こういう針からあみものに慣れてもらって、
かぎ針とか棒針に入ってもいいかも、と思います。

ま、この針一本あれば
棒針、かぎ針問わずあらゆる技法が編めるんですけどね。


この「魔法の一本針」を体験してみたい方がいらっしゃいましたら、
喜んでレッスンいたします!

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もちろんこのスヌードのオーダーも承りますわん。
お問い合わせ&お申込みはこちら。
slowknitclub@gmail.com


これでウエアも編んでみたいなぁ。

プライベートレッスンのご案内。

じっくり教えてもらいながら、ゆっくり編みたい。

サイズの相談をしながら、ウエアを編んでみたい。

分からないところをちょこっと聞きたい。


そんな方にはプライベートレッスンをおすすめします!

マンツーマンでお手伝いしますので
ご自分のペースで編んでくださいね。

もし編みたいものがあれば、編み図と材料をご用意ください。
もちろん編みかけもOKです。

あるいは「こんなものが編みたい」というご希望があれば、
難易度などを考慮しながら、レシピや材料などのご相談に応じます。


(ワタクシがはじめて棒針編んだウエア・michiyoさんデザインのヴェスト。
表編みと裏編みだけで、こんなにイカしてて、感激…。
初心者でも編めるオサレなウエアです☆)


◎料金/2時間3300円(税込)
 
◎レッスン会場/自宅教室(岡山県倉敷市:場所はお申し込み時にお知らせします)
駐車場あり。
お車を運転されない方は、JR茶屋町駅までお越しください。お迎えに参ります。

◎出張も承ります(交通費等は要相談)

◎2、3名様でのグループレッスンも可能です

お問い合わせ・お申込みはこちら。

slowknitclub@gmail.com


みなさまのお申込み、お待ちしております!

手先の器用さは関係ない。

「あみものをやってます」

と言うとよく

「手が器用なんですね」

と言われます。

ふふっ。これはですね。
はっきり言いまして誤解です!

(ええ、ええ。もちろん謙遜なんかではなく。)

意外に思われるかもしれませんが、
あみものって、実は手先の器用さはあんまり関係ないんです。

どっちかというと、
忍耐力の方が必要な気がします。

 
(ワタクシがあみものにハマるきっかけになった「アフガン編みのスマホケース」
小花のモチーフは手芸屋で買って、ボンドでつけました!)


いえね。
あみものが、もしごく一部の手先の器用な人しかできないものだったら、
とっくの昔にすたれてるやろな…と思うんです。

もちろん器用な人はさくさく編めると思います。

でも。みんながみんな器用なわけじゃないのに、
世界中でそこそこの人口があみものをやっている。

ということは
人々が昔から脈々と受け継いできた手仕事って、

やってるうちに、いつのまにかうまくできるようになってる

もんなんじゃないか、と思いまして。

だって。
ワタクシ自身、それを実感しましたもの。


今は講師やってますけど、
かぎ針はこの2年ほど前まで、鎖編みしかできませんでした。
細編みや長編みの

「糸をかけて引き抜く」

というのがどうしてもできなかったんです。

一方、棒針は中学の家庭科で習ったとおりにしていたんですが、
なぜか編み目が不揃いでした。
 

それが。

もういちどあみものをしてみたい、と思い立ち、
指南本やらネット動画を見ながらやってみたんです。

(最近はネット動画があるから分かりやすいですよね)

かぎ針…やっぱり最初はうまくできなかったです。
でも何回かやってると、まぐれでするっとできるときがあるんですね。

あ、できた。

それを何回か繰り返しているうちに
手が動きを覚えるのか、
コンスタントにできるようになりまして。

そこで、分かったのが

なーんだ。慣れたらできるようになるもんなんだ。

ということ。
 
一方、棒針は

「ワタシの針の入れ方、間違っとるー!」

と動画で気付き、愕然としました…。
だから編み目が不揃いだったんですわ。

なので、針の入れ方を直すだけで、
編み目がきれいにそろうようになりましたー!
 

こうなってくると
が然、あみものが愉しくなってきました。

できないと思ってたことが、できるようになる。

って、実に爽快な気分~♪
 
この歳になって(四十路半ばですけど)
こんな気分を味わえるとは思ってもみませんでした。

だから言います。

あみものに必要なのは
手先の器用さではなく、
できるまであきらめない忍耐力だ、と。

だから。

もしあみものをやってみたいと思われたら、
ぜひはじめてみてください。
そして簡単にあきらめないでください。
そのうちするする編めるようになりますから。

そして。

もしだれかに隣で教えてもらいながら編みたいと思われたら
お手伝いさせていただきたい、と思っています。

(プライベートレッスンのご案内はこちら

あなたの「編みたい!」を応援しています♪

フェイクファーのティペット

朝晩は肌寒く感じるようになってきました。

そこで。
首元を温かくするティペット(つけ襟)を編んでみました!
 
 

ふっ。なかなかゴージャスです。

手触りもほわほわ。
しかも軽くてあったかいです。

使ったのはファーの毛糸。
それを棒針で編んでまして。



レシピはとっても簡単。
でも…ファー毛糸の扱いに慣れるまでちょっと手ごずりました…。

まるで、かわいいけど扱いに手こずるじゃじゃ馬娘のような毛糸。

当初はこのレシピを初心者さん用のレッスンに使おうと思っておりましたが、
ややチャレンジングすぎるか?という気もしてまいりました…。
 
いや、初心者さんでもできないことはない。
ゆっくり慎重に編めば大丈夫。
 

そこで友人に
 
「これを初心者レッスンで編むとしたら、どうかしら?」
 
と聞いてみたところ、

「自分で編むより、オーダーしたいわ」

と言われ、

「あ、それもアリか!」

と思いました。

ならば、自分で編みたい方にはレッスンを、
単にこのつけ襟が欲しいという方からはオーダーを承ればいいんだ、と気付きまして。

というわけで。

オーダーご希望の方がいらっしゃいましたら、
slowknitclub@gmail.com
までメールくださいませ。

もちろんレッスンもいたしますよー。