目数が増える原因

ワタクシの場合、草ぼうぼうだった敷地を整え
家庭菜園用の場所に夏野菜の苗を植えて終わったGW…。
あみものや読書もしたかったですが
そこまで気力体力が残っておらず…

ただ…この夏も植えた後はほっとくズボラ有機農法を採用したので
あみもの&読書はこれからできるな…と思っています

というわけで。
毎月2回プライベートレッスンにお越しくださるお方が
先日も我が家にいらっしゃいました。
その様子をご報告いたします


現在は日本手芸普及協会<棒針編み入門科>のパターン課題のすべてを完了され
残る小物課題に取り組んでいらっしゃいます。
で、今制作中なのがポンポンキャップでして
4本針でかぶり口のゴム編み→すべり目の模様編みと編み進めていく作品です。
前回のレッスンでは
この模様編みに入ったところから順調に編んでいらっしゃったのですが
家で続きを編んでいたら…いつの間にか目数が増えていて
模様がおかしくなったので、模様部分をほどきました
とのことで。
なんと!

そこで編地を拝見したところ、
ゴム編みの上の段でどうも1目増えていることが判明。
おそらくなんらかのタイミングで糸が針にひっかかって掛け目のようになってしまい
次の段でその糸を編むことで、目数が増えているのでは?と推察。
で、この現象は
4本針だと針を替えるタイミングで起こりやすいんですよね

なので、修正するには
掛け目みたいになった糸を針からはずして、目を落とせばいいのですが
そうするとその箇所だけ広がってしまって、あまりきれいではないんですね。
そこで。
手間は掛かりますが
いったんゴム編みのところまでほどいて
再度編み直していただくことにしました

あみものはさまざまな技法で編めることも大切ですが
特に棒針の場合、不具合を自分で修正できるようになれば
怖いものなしですよね

(修正も重要な技術です

そんなわけで、ゴム編みのところまでほどいていただき
模様編みを2段編んだところで、念のため目数を確認していただいたところ
2目多いです…
とのことで。
なんと…再び!?

ゴム編みまでは目数が合っていたので
あやしいのはその上の2段…

そこで棒針に掛かっている目を拝見すると
糸が掛け目のようになっている例の現象を発見。
それも2カ所…。
原因はこれですね…
ということで
その箇所を修正して編み進めていただきました。
この場合、裏目を編む際に、うまく編めてないか
あるいは編んでもその目が落ちるかして、
このような事態になっていることが考えられます…。
このように…よく起こるミスは
編みぐせや編み方のスタイルにも関係しているので、
今後気をつけて編んでみてくださいね

(自分のやりがちなミスを知っておくことは「強み」でもあります

そんなこんなで、無事すべり目の模様に突入なさいましたー

いやぁ…よかったですー

あとは目数に気をつけつつ、編み進めてくださいねー

我が家にお越しくださりありがとうございました

またのお越しをお待ちしております
