少人数でのあみもの教室をやっております。岡山、関西、時々東北にも出張してます。

ヤーンボウル、買いました!

編んでると、毛糸玉が転がる(時に暴れる…)なんてことはありませんか。

あと、編み込み模様なんかだと
糸玉同士がからまって、
編むより糸玉のからまりをほどくのに手間がかかったり。

そこで。

世の中にはヤーンボウルなるものが存在すると知ったのが、数年前。

(ティーポットで代用しているのも見たことがあります)

それが最近になって、
flying tigerさんからこのヤーンボウルが発売されたことを知りまして。

ですが。

ここら辺りはビミョーに田舎だから
入荷しないかも…

とあまり期待せずに
岡山一番街のお店に行ってみたんです。

そしたら

ありましたーっ!



お値段なんと600円ナリ。
とってもお得な気がします。

あと、カラー展開も5色ぐらいあって
大好きなミントグリーンを選びましたの。

もちろん、うれしげに使ってみましたよ。
むふふふ。



陶器で出来ているので
しっかりした重さがあります。

でもそれぐらいじゃないと
安定しないんでしょうね。

あと、編んでいるうちにどっかに行きがちな
段数カウンターとか棒針キャップとかハサミなんかも
一緒に入れておけるのもよいですわ。

ウチは特に
猫が床に次々落とすとか
くわえてどっかに持っていったりするので
大変助かります。

こういう商品を企画・販売してくれるのは
さすがあみものが盛んな北欧の雑貨屋さんですね。

ブラボー♪

「YARN」、観てきました。

あみものしている人間の端くれとして、
映画「YARN」を観てきました。

絶対観たいと思っていたので
シネマ・クレールさんでやっていただいてありがたかったです。



あみものというニッチな分野のドキュメンタリーなので
地方で見られるのはほんまに貴重。
シネマ・クレールさんの心意気に感謝ですわ。

で、ですね。

「そうそう、そうだよ!」と頷くこと多数。

登場しているそれぞれの方が
あみものを通じて
世界というか社会というか自分以外の他者に働きかけようとしている姿が
カッコよかったです。

あみものって家の中で一人でできる作業なので、
こもろうと思えば、ずっとこもることができる。

でもそうじゃない。

オープンでしたー!

全然レベルは違うけど、
ワタクシも己のやり方で頑張ろう…とじわっと思いました。

大事なのはオープンマインドだー!

「YARN」の公式サイトはこちら

レトロ編み機、いただきました!

機械編み

私の幼少の頃は結構盛んで、
町内の集会所で、機械編みの編み物教室なんかもありました。

今はすっかり下火になっていますが、
いつかちゃんとやってみたいとぼんやり思っておったんです。

そうしたらですよ!

市の広報紙の「ゆずります」コーナーに
「編み機」が載っていまして。

編み機、キターっ!!

すぐさま持ち主さんにご連絡して、
お宅に取りに伺いましたー!

そしたら。

テキストに模様集、衣装ケースいっぱいの古い毛糸も
横に置いてくださってて
「よかったら一緒に持っていって」とのことで。

きゃー。うれしいです!

もちろん、ありがたくいただきましたわ。

最近機械編みをする人、いるのかしら…。
でももし欲しい人がいれば…
と思ってたんだけど
もらってくださる人がいてよかったわ。

いえいえ。こちらこそです!
感激です…。


(いただいたもの一式)


(編み機はブラザー社製。めっちゃ重いです…)


(テキスト、模様集もレトロ。でもイカす)


こんな幸運ってあるんですね。

持ち主さんを通じて
編み物の神様がプレゼントしてくれたような気分です。

お宝…。

大事にします!

棒針編み指導員に。

今月から
棒針編み指導員の資格を取るべく
レッスンに通い始めましたー!

(指導員は講師よりひとつ上の資格です)

指導員になると
講師科のカリキュラムを教えることができるので、
講師資格を取りたい生徒さんにレッスンできるようになるんですね。

というのも、このところ

製図して、自分サイズのウエアを編みたい

とか

あみもの講師の資格を取りたい

とおっしゃる生徒さんが
ちらほらいらっしゃいまして。

ありがたいことです。

なので、ワタクシもステップアップしようと思いまして。

で、指導員のカリキュラムは棒針、かぎ針それぞれあるのですが
まずは棒針から。

内容はかなり盛りだくさんで、
提出課題もいっぱいです。

(そんなカリキュラムの一覧はこちら。)

というわけで。

最初の課題は
ギャザースリーブのプルオーバーでして
かなりフェミニンなテイスト。

(ワタシ、似合うのか?という心の声はさておき…)

久しぶりの製図。

そして、ゲージ取るためのスワッチ編み。


(ちょっかいかけてくるねこを
かわしながら編みます)

2種類の模様を使うので
スワッチも2つ編みましたですよ。



ふふ。
なかなか編みごたえある模様です。

これで割り出しして
編み始めますよー。

とまぁ、こんなわけで
これから課題三昧の日々になりそうですが、
1年で卒業を目指します~♪

あみものの旅。

先日の「フェアアイル日和」に参加してからというもの
すっかりフェアアイル熱が上がってます。

というわけで。

大切に本棚に寝かせていた

三國万里子さんの

アラン、ロンドン、フェアアイル 編みもの修学旅行




を読んでみましたー!

1年ほど前に買ったものの、
じっくり味わいながら読みたい気がして、
そのまま置いていたんです。

で。

今、読んで正解でしたー!

実際、自分でフェアアイルを編んでみたことによって
三國さんの書かれていることが
とてもリアルに感じられるんですね。

この本は三國さんがニットの故郷を旅して
ニッター(プロの編み手)さんを訪ねたり、
工房を見学したり、
博物館で古いニットを見たり、
古着屋やお店を見て回って感じたことが
素敵な文章で書かれていまして。

あと、三國さんがこの旅でインスパイアされ、
デザインしたウエアなども紹介されておるという
まことに充実した内容です。


(三國さんデザインのフェアアイルプルオーバー。
めっちゃ素敵。編めるもんなら編みたいです)

ワタクシも常々

いつかイギリスとスコットランドの
あみものをめぐる旅がしたいなぁ

と思っておりましたが
この本のおかげでますますその想いが具体的になり

うー、ロンドンの古着屋、行きたーい!
(古いニットを物色するため)

とか

博物館でこってりした模様のニットを眺めていたーい!

とか

毛糸屋さんで毛糸を物色したーい!

などと思い始めておりまして。

あみものの旅、いつか必ず行くぞ!
えいえいおー!

ところで。

ワタクシのフェアアイルのバッグですが、
空き時間にちょこちょこ続きを編んでます。

なかなか進まないのですが
ようやく20段ほど編めました。



やっとフェアアイルらしい模様が出てきて
ますます愉しくなってきましたー。

うほほほ。

そのうちウエアも編んで、
あみものの旅に着て行くぞー!

というのが密かな野望です。
        
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